【番外編】京都おすすめスポット【新屋旅】
こんにちは!名古屋栄の美容鍼灸専門サロンこもの鍼灸院栄の新屋です。
今回は書いているうちに長編になっていったので長いです。笑
先日、久しぶりに予定のない休日が出来たので
「そうだ、京都、行こう」よろしく朝思い立って行ってきました。
というかなんか行かなければならない、そんな衝動に突き動かされるままに。
三重から京都って道が良いのですぐなんですよね。
車で1時間かからないくらいで京都市街地にいけるんです。
そんな行きの車内では気持ちを高めるべく・・・
Youtubeでそうだ、京都、行こう。集を見てました。
CMのフレーズが非常にグッときます。昂る。
思わずディレクターを調べました。笑
「世界一の絵葉書をつくる」というCMコンセプトだそうです。すごいなあ。
結構京都にはよく行くんですが、
だいたいいつも目的がラーメンであることが多いので寺社仏閣を巡ることがない私です。好きなんですけどね。
しかし今回は朝行きたいところを考えていたらブワッと来たのが
龍安寺と悟りの窓でした。
二つとも中学生くらいの時から行きたいなとうっすら思っていた場所でした。
ついでに(怒られる)おじいちゃんのお参りもしにいこうということで京都へ。
東本願寺にお参り。
拝みながら「まだかな?」とばかりにチラッチラッと横目で様子をうかがってくる息子がかわいくて、つい長めに拝んじゃいます。
腹ごしらえはやはりラーメン。
京都といえばラーメンですよ。湯豆腐?おばんざい?
いつもは
同名の力士が大関になり、スポンサーになったと話題の高安さんに行くことが多いんですが、
今日はやきめし屋としてお馴染みの新福菜館本店へ。
老舗のひとつで、お昼時にもなると行列ができます。真横に第一旭というこれまた老舗ラーメン店があるので、そちらも行列ができており周辺は異様な光景です。笑
そして龍安寺。
有名な石庭もさることながら、その広大な敷地のどこも美しく、
30℃くらいあったんですが、とっても爽やかで新緑の気持ちいい場所でした。
ちょうど蓮の花も咲いており、初めてたくさん咲いているのを見たので感動でした。
この石庭の石は15個。15というのは古くから東洋では「完全を表す数字」とされております。十五夜は満月ですしね。
で、この石庭の石は「どこから見ても必ず一つは他の石に隠れて見えなくなる」ことから、不完全な状態を表している、という話はとても有名ですよね。でも公式パンフレットではこの話は触れられてすらいないのです。笑
いつから誰が言い始めたのか・・・。意図があるのかないのか・・・。
実は15個一度に見える場所があるとかないとか・・・。
そもそも、石庭の作られた時期や作者も不詳ということで、誰が何の意図を持ってデザインしたのか、レイアウトしたのかは600年以上経った今もわからないままだそうです。
そんなことを考えたり考えなかったりしながらこの庭を眺めてボーッと過ごすのも良いのではないでしょうか。
そして水戸黄門が寄贈したとされるこのつくばい。(見れるものはレプリカだそうですが)
これが見たかったんですよね。
ちょっと見にくいですが・・・
こういうデザインになっております。
上下左右で「口」を共有しており、
「吾唯足知」われ ただ たるを しる となります。
禅の言葉で、
「現状で十分に充足していることを知っていると幸福でいられる」というような解釈が一般的かなと思います。
人の欲はとどまることを知らないけれど、いま持っている物だけで過不足なく生きていけるよ、だから他を羨んだりして心を貧しくするのが一番よくないよ、と。
またもっと良くなる為には「今の自分で足りている」ということを自覚することが第一歩であるという風にも捉えられるかなと思います。
いい言葉だなーっと、妙に見たくなったこのつくばいでした。
修学旅行生が大量で、黙っててもいろんなガイドの説明を聞けました。
そしてもう一つの目的が
「悟りの窓」
悟りの窓と言えば源光庵が有名ですが、あえて雲龍院。
源光庵にはまた改めて行きたいと思います。(調べ間違えただけ)
悟りの窓
迷いの窓
悟りの窓は禅と円通、宇宙を 迷いの窓は生老病死の人生の悩み苦しみを
それぞれ表現しているそうです。
悟りの窓をじっと見つめていると、真理がみえる
とかなんとか。
あまり実在の場所を登場させないマンガ「BOY」にも源光庵の悟りの窓がそのまま登場していたことを覚えています。(そもそもこのマンガを知っている人がどれだけいるのか 笑)
また雲龍院は皇室にゆかりがあるとのことで、御陵もたくさんありました。
紅葉の時期には、蓮華の間の障子からは4枚の絵画のような景色が見られるそうで。
大石内蔵助直筆の書もあったり急に庶民的な台所が出てきてそこに変わった大黒天がいたりと、なかなか見どころの多いお寺でした!
そして人もほぼおらず快適でした!笑
紅葉の時期にまた来たいなー。
龍安寺も雲龍院も、ひいてはこのあたりの時代のほとんどの寺院がそうですが、
景色をそのまま楽しむのではなく、見せたい場所をあえて限定して計算された工夫のもと楽しんでいるということが多いですよね。
「小さな空間に人の手によって自然の豊かさ壮大さを表現する」「なんらかの意図を含める」
そうしたことをする側と読み解く側がいて、それが娯楽だったのかなあ、なんて。
TVやネット、スマホなどの娯楽や情報が溢れるいまだからこそ、こうした物を見て何かを感じたり考えたりして昔の人に思いを馳せてみるのもいいですね。
答えがないことが、いい。
のかもしれません。
Google先生に聞けばなんでも答えが出るということに慣れきっていませんか?
古い場所や物に触れ、考える楽しさを改めて感じました。
近かったので
「外国人が選んだ日本のベスト観光地3年連続1位」だという伏見稲荷大社にも行ってみました。
なるほどたしかに。
ほぼ外国人と修学旅行生しかいないという状況。
これは・・・と思いつつもメインの千本鳥居を歩く。
たしかにわかりやすい。いわばフォトジェニック。そしてお稲荷さんだからこそ許される商売っ気。
「鳥居のサイズ別料金表」とかいう奉納をすすめるPOPがそこかしこに。
居酒屋の壁面メニューのようでした。笑
先ほどの寺院のような、いわゆる「侘び寂び」の要素は皆無で、華やかーな感じ。
外国人も大満足!といった様子で自撮り棒ニョキニョキでした。
土日はいろいろやばそう。
気付けば写真がない。笑
抹茶パフェでおなじみの都路里でかき氷。
かき氷食べるといつも思うんですよ。
「もうかき氷はいいや」って。
でも何故か頼んじゃう。呪いかな。
っで街を歩いていると通り慣れた道でふと気になったこちら仲源寺。
中にあったお地蔵さんをよく見ると「目疾み地蔵」の文字が。
目の病や不調にご利益があるそうな。
何を隠そうわたくし新屋は去年の秋ごろから目が絶賛不調中なんですよ。
秋に結膜炎→角膜炎になって以来、
すぐ疲れる目
かすみ目
ドライアイ
頭痛
そんな症状に悩んでいたところにふらっと立ち寄ったこの目やみ地蔵。
これは天命。
ばっちり神頼みしてきました。(鍼灸で治せよ)
祇園の花見小路を歩いているとなんとまあ素敵なエルメス。
調子こいて中入ってみました。
期間限定の時計の店舗でした。
お寺の時の3倍ほどの歩速でスムーズに店内を一周して店を後にしました。
そしてこちらは祇園にある安井神社。
「縁」のパワースポットとして名高く、縁結びと縁切りの神社として有名です。
願いを書いた形代を持って、この石の穴をくぐります。
方向によって結ぶか切るかが違うとのこと。
石に貼られた形代の多さ。
病気や不運などとの悪縁を切り、良縁に恵まれることを祈願するのですが、
場所が祇園ということもあってか色恋ごとのドロドロしたものや血の気の引くような内容の祈願絵馬も多く、
ひぃ~~っ!ってなります。
なんにせよ、思いの大きく多い場所には神や霊が現れると言いますしあながち。。
患者さまの悩み苦しみなどの悪縁が切れ、良縁に恵まれますように。
そんなこんなで、修学旅行よりも寺社仏閣を巡った1日でした。
大人になってから見るとまた違って見えて面白いですね。
これからの時期は鴨川沿いの川床がとっても気持ちよさそうで、一度は川床いってみたいなあなんて思った新屋でした。
【行った場所のリスト】
ご参考までに。笑
[ACCESS]
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愛知県名古屋市中区丸の内3丁目6-17 グリーンポートビル8F
(地下鉄「久屋大通駅」から名古屋城・市役所方面に進んだ、久屋大通り沿い[大津通側]にあります)